事例

かしわざき健康みらいプロジェクト

2016/09/29 編集部
by 編集部

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市民と一体となって健康寿命の延伸を

安倍内閣が閣議決定した「日本再興戦略」の中で、成長戦略の一つとて大きく掲げられているのが「健康長寿社会」。単なる平均寿命ではなく、人間らしくアクティブに活動できる期間=健康寿命として、この健康寿命を延ばすため自治体から国レベルまで様々な取り組みが行われている。その中で、新潟県柏崎市が行っている「かしわざき健康みらいプロジェクト」を取り上げる。

健康づくりプロジェクト「からだ☆リフォーム」

「かしわざき健康みらいプロジェクト」は、柏崎市の海岸沿いに点在している運動施設や宿泊施設、公園等一帯を“かしわざき健康みらいゾーン”と位置付け、このゾーンを活かし柏崎市の健康づくりの拠点として、柏崎市らしい様々なプログラムを開発し、健康増進に向けた施策を積極的に展開していくものだ。

そこで柏崎市では、ゾーン内の宿泊施設で24時間、運動と食事の学習と体験をし、月1回の集会を3回行う、健康づくり(生活習慣病の予防・改善)プログラム「からだ☆リフォーム」を実施することになった。平成24年度から市民を対象に年3コースで実施しており、今年で3年目を迎える。

合宿と月1回のフォローアップ集会経過を報告

「からだ☆リフォーム」は土日を利用した1泊2日(24時間)の合宿(生活習慣リセット合宿)と月1回の集会(土曜午前半日)を3回で1コースとして実施している。

合宿では1泊(24時間)3食という点を利用し、食事や運動の学習や実技を行う。合宿のメリットとしては、①4回体重測定をし、1日の体重の変化を確認できる、②自分の体重や活動にあった量を3食に分けて食べる体験ができる、③24時間寝食を共にすることで、参加者同士のつながりが強 くなる、等が挙げられるという。

合宿の最後に今後3か月間の食事や運動の取組み目標や体組成について、目標を宣言する(健康宣言)。その後、月1回のフォローアップ集会で、合宿で行った運動の復習や個別面談、グループワークなどを行い、経過を確認。合宿後3ヶ月目のまとめ集会で、体組成や血圧、体力などの各種測定や血液審査、体型チェック用の写真撮影などを行い、最後に今後の取組みと体重等の目標を宣言【健康(再)宣言)】して終了となる。

運動体験、就寝前の体重測定、朝食

結果にコミットする「からだ☆リフォーム」

実際に、この「からだ☆リフォーム」に参加した市民からは「非常によかった」という意見が多く聞かれ、それは結果にもコミットしている。体重においては、最大10kg以上痩せた方や腹囲が最大15cm細くなった方もいた。LDLコレステロールにおいては、正常値が13人から19人に増え、 中性脂肪においても正常値の方が増えているという結果になった。生活状況の変化という面では、「食べ過ぎたら、自分でコントロールができるようになった」「腹八分目がわかるようになり習慣づいた」「カロリー表示をみなくなった」「夜8時以降は食べなくなった」などの意見が聞かれた。

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