未熟野菜で野菜療養入門

2016/09/29
by 宮田恵

医師・シニア野菜ソムリエ

はてなブックマーク

そして選択に失敗は許されないピーマン・唐辛子系の果実野菜です。

これらはsweet pepper あるいはpepper つまり辛いか辛くないか。色々な形態があるけれど、含有する辛み成分であるカプサイシンの含量によってはピーマンにも唐辛子にもなるということです。万願寺唐辛子といってもさっぱり辛くないものもあるし、しし唐と侮っていると、なぜだかものすごく辛いものに出会うこともあるのです。

ゴーヤ(ミニ)、ミニパプ リカ、こどもピーマン、バナナピーマン、福耳ナンバン

向かって右から時計廻りにゴーヤ(ミニ)、ミニパプリカ、こどもピーマン、バナナピーマン、福耳ナンバン。見ただけでどれが辛いか解りません

さらに驚きは長野県中野市の「ぼたん胡椒」。ピーマンの出来損ないとおもいきや、食べた直後に爽やかな辛さが体を通り抜けます。唐辛子なのに胡椒?なんと奥深い日本食文化なのでしょう。さて、こちらのカプサイシンは痛覚を刺激し、その機序を利用して疼痛や掻痒に対しての外用薬として利用されています。

ぼたん胡椒

ぼたん胡椒。一見ピーマンの様に見えますが

ぼたん胡椒、トウモロコシ、茄子のお料理。

ぼたん胡椒、トウモロコシ、茄子のお料理。野菜の味わいを十分に楽しめます。

 

  1. 1
  2. 2
  3. 3

著者

宮田恵 氏

医師・シニア野菜ソムリエ


^