医療施設のエネルギー消費量削減

2017/02/20
by 編集部

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東京都のCO₂排出量を部門別にみると業務・産業部門が約48%を排出し、そのうち大規模事業所(エネルギー使用量150kL/年以上、約1300事業所)が約4割を、中小規模事業者(同1500kL/未満、約66万事業者)が約6割を占める。都では2010年度より、大規模事業者を対象にキャップ&トレード制度を導入し、目標通り第一計画期間(5年間)で目標の約25%削減(約1400万トン)を達成している。そこでCO₂削減目標を確実に達成するための鍵となるのが、中小規模の病院も含んだ中小規模事業者の省エネ対策だ。

用途別原単位

■下図は、CO₂排出原単位及びエネルギー消費原単位の平均値を用途別に示したものです。
■医療施設のCO₂排出原単位(kg-CO₂/㎡)とエネルギー消費原単位(MJ/㎡)は共に、他業種と比較して大きくなっています

用途別原単位

出典:東京都環境局発行「東京都★省エネカルテ(平成24年度実績)」より作成

東京都環境局地球環境エネルギー部、中小規模事業所対策担当課長の宮田博之氏は「病院を含めた中小規模事業者が省エネ対策に取り組むには、まず自分のところでどのくらいCO₂を排出しているかを把握することが必要です。そのために都では事業者の方にエネルギー使用量や温暖化対策の実施状況を把握するための「地球温暖化対策報告書」の提出と都が実施する無料の「省エネルギー診断」をお勧めしています」と話す。

宮田博之氏

宮田博之氏

東京都環境局地球環境エネルギー部 中小規模事業 所対策担当課長

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