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分子生理化学研究所、アンチエイジングセミナーを開催 ~アンチエイジングの基礎、実践を学ぶ

2017/04/04 編集部
by 編集部

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3月26日(日)、東京都新宿区の新宿ガーデンタワーにて、株式会社 分子生理化学研究所主催の「すぐに使える アンチエイジング診療実践セミナー」が開催された。

講師は日本のアンチエイジング診療の第一人者である上符正志先生(銀座上符メディカルクリニック 院長)。午前中はアンチエイジング診療の基礎編として、アンチエイジングの定義や予防医療クリニックを始めるための基礎知識や海外でのアンチエイジング診療の現状などについて、午後は実践編として、キレーション療法・遅延型フードアレルギー・ホルモン補充療法について講演した。

 上符先生は、アンチエイジング診療に訪れる方は基本的に健康であり、よりよい健康を求めて来院していると話したうえで、初診時にはニーズを探るため1時間かけてじっくり話を聞いていると診療の様子を紹介した。

また、自身のクリニック設備の工夫として、キレーション療法に使用する点滴ルームには可動式のカーテン仕切りを設けていること、上部のみが透明のガラス壁を使用していることを紹介した。これは、カーテンで人数にあわせた仕切りができプライベート空間が演出できること、上部が透明のガラス壁はカーテンを開けずに点滴の状況が確認できるためで、来院者・スタッフ双方が安心できるしくみづくりに注力している様子がうかがえた。

上符先生は、アンチエイジングを求める方は基本的に健康であり「より健康に、元気になりたい」というニーズを持っていると語った

 

午後からの実践編では、キレーション療法の具体的なプロトコールや注意点に加え複数の事例が紹介された。IgGが原因とされる遅延型フードアレルギーについては、IgEによる即時型アレルギーとの違いとともによくみられる症状や検査方法などが事例を交えて解説された。ホルモン補充療法については、ホルモン分泌と老化の関係、ホルモン産生臓器のなかでも副腎の働きに注目したアプローチが紹介された。

 また、ランチョンセミナーでは、高桑玲子氏(銀座上符メディカルクリニック 統括マネージャー)がスタッフに求められる知識やスキル、現場での工夫など、病院運営のコツを解説した。特に、アンチエイジングを求めて来院する方はすでにさまざまな知識を得ている場合が多く、スタッフも常に新しい知識を得る必要があると語り、スタッフの教育も兼ねて来院者向けの資料を手づくりしていると解説した。

セミナーの最後には、株式会社分子生理化学研究所の谷野 豊氏による「事業・経営から見るアンチエイジング診療」として、高齢社会での医療費増大という社会環境から予防医療に取り組むことの大切さが解説され、予防医療に役立つ同社の製品等を紹介した。

会場には約40名の医師・医療関係者が訪れ、講演後には多くの質問が出るなど関心の高さがうかがえた。

会場の一角ではアンチエイジング関連製品の展示も行われた

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