健康食品・サプリメント市場推計 1兆5,716億円
2016/11/25


調査・マーケティングサービスを提供する株式会社インテージは、健康食品・サプリメント市場実態把握レポート2016年度版を発行した。
2016年度の日本の健康食品・サプリメント市場規模は1兆5,716億円と推計。対前年0.4%の微減となった。健康食品・サプリメントの利用者数は5,784万円(対前年0.5%増)、1人当たりの平均購入金額は27,169円(対前年244円減)となった。
健康食品・サプリメントを利用する目的として最も大きいのが「健康維持・増進」、 次いで「美肌・肌ケア」、 「目の健康」、「疲労回復」と続いた。
レポートでは、健康食品・サプリメントの利用目的を46に分類し、ぞれぞれの利用者層や購入理由や使用実態、顕在・潜在市場規模などを調査した。また、68種類の機能性原料について生活者の認知度・効能理解度を調べている。
調査は8月26日から9月7日にかけて、全国の15から79歳の男女に対してインターネットを使ったアンケートの形式で2回に分けて行われた。回答数は延べ8万件弱に及ぶ。調査結果をまとめたレポートは、PDFおよびエクセル形式で販売されており、価格は30万円(税別)。
46種類の利用目的(ヘルスベネフィット)
- 健康維持・増進
- 体力の増強・減退対策
- 体質改善
- 精力の増強・減退対策
- 疲労回復
- 風邪などの感染症予防・改善
- 骨の健康
- 関節の健康
- 筋肉強化
- 発毛・育毛、抜け毛・薄毛対策
- 首・肩・腰のハリ・コリ・痛み対策
- 認知症予防
- 脳機能の改善(認知症予防を除く)
- 目の健康(ドライアイ対策を除く)
- ドライアイ対策
- 口臭対策
- 口内炎対策
- 下痢の予防・改善
- 整腸・便秘の改善
- 頻尿、尿漏れなどの尿の悩み対策
- 生理痛・生理不順対策
- むくみ対策
- 冷え性対策
- 抗酸化・老化予防
- ガン予防・改善
- 妊娠期の母体・胎児の健康
- 授乳期の母親・乳児の健康
- 更年期障害対策
- 血行促進・血流改善
- 貧血予防・改善
- 美肌・肌ケア
- 体臭対策
- 花粉症などのアレルギー対策
- 抗ストレス・ストレス対策
- 不眠・睡眠障害対策
- 活力増進(やる気アップ)
- 栄養バランス
- 特定の栄養素の補給
- 高血圧予防・改善
- 血糖値のコントロール
- 体脂肪の抑制
- 血中脂質(中性脂肪やコレステロール)の抑制
- 肝機能の保護
- 血液サラサラ
- 減量(とにかく体重を落とす)
- 痩身(スタイル良くスリムになる)
68種類の機能性原料(成分・素材)
- マルチビタミン
- ビタミンB群
- ビタミンC
- ビタミンD
- ビタミンE
- マルチミネラル
- 鉄
- カルシウム
- 亜鉛
- 青汁
- ゴマ・セサミン
- ローヤルゼリー
- 酵素
- ミドリムシ(ユーグレナ)
- クロレラ
- ノニ
- スピルリナ
- スクワレン
- ニンニク
- 酢
- アミノ酸
- スッポン
- 牡蠣
- マカ
- シトルリン
- プロポリス
- アガリクス
- L-テアニン
- 大豆イソフラボン
- ザクロ
- 葉酸
- DHA・EPA(オメガ3)
- しょうが(ジンジャー)
- イチョウ葉
- コエンザイムQ10
- DNA・RNA(核酸)
- ポリフェノール
- アスタキサンチン
- レスベラトロール
- リコピン
- コラーゲン
- ヒアルロン酸
- プラセンタ
- セラミド
- フォースコリー(フォースリーン)
- L-カルニチン
- α-リポ酸
- ラクトフェリン
- 桑の葉
- ギムネマ
- ガルシニア
- 難消化性デキストリン
- 大麦βグルカン
- サラシア
- グルコサミン・コンドロイチン
- プロテオグリカン
- プロテイン
- ウコン
- オルニチン
- 乳酸菌・ビフィズス菌
- 食物繊維(ファイバー)
- ビール酵母
- アロエ
- ケフィア
- ノコギリヤシ
- ブルーベリー・ビルペリー
- ルテイン(マリーゴールド)
- バラ(ローズ)