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精子セルフチェック「Seem」、専用キットを発売。男性の不妊治療参加へ。

2016/11/28 編集部
by 編集部

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株式会社リクルートライフスタイルは、スマホでできる、精子セルフチェック「Seem(シーム)」専用のスマートフォン顕微鏡レンズが入った「Seemキット」のインターネットなどでの販売開始した。

日本では晩婚化などにより不妊に悩むカップルが増えているが、不妊治療は女性が主体となって行うケースが多かった。WHO(世界保健機関)の調査によると、不妊原因が男性のみにある場合が24%、女性のみにある場合が41%、男女ともにある場合が24%、不明が11%と報告されている。つまり、男性に原因がある場合は48%ある。そのため、不妊治療はカップルで取り組むことが重要である。しかし、医療機関で精液検査を受けるには心理的抵抗や時間的制約など様々なハードルがあり、多くの男性は検査を受けた経験がない。

リクルートライフスタイルは国際医療福祉大学大学院の岩本晃明教授の協力のもと臨床試験を実施し、自宅で精子の状態をセルフチェックできるサービス「Seem」を開発した。

「Seem」は、採取用カップに精液を採取し、スマートフォンとアプリを使って精子の濃度と運動率をプログラムが自動解析する。iPhoneアプリは無料で個人情報の登録も必要ない。測定には、スマートフォン顕微鏡レンズ、精液採取用カップ、採取棒などの「Semmキット」が必要。

測定の方法
測定結果

2016年4月よりサービスを開始し、東京都の一部のクリニック、薬局で「Seemキット」を販売していた。11月からAmazon.com、ビックカメラ.com、ビックカメラ27店舗でも順次発売する。価格は、6,980円(税別)で測定1回分。

男性の医療機関受診のきっかけをつくり、不妊治療に対する意識や行動変化の実現を目指していく。

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