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2016年、メンタルヘルス関連市場を166億円と推計。

2017/01/10 編集部
by 編集部

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市場調査・コンサルティングの株式会社シード・プランニングは、EAP( Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)・メンタルヘルス市場に関する市場動向調査を行った。

厚生労働省は、2016年4月に「ストレスチェック制度の施行を踏まえた当面のメンタルヘルス対策の推進について」という通達を出すなど、メンタルヘルス対策の強化を基本方針としている。2016年12月から従業員50名以上の全事業場でストレスチェックの実施が義務化されたことにともない、人材サービス会社、IT企業、医療サービス企業などが様々なメンタルヘルスのチェックサービスの提供を始めている。

シード・プランニングはメンタルヘルス関連市場の調査を2012年から隔年で実施している。EAP事業へ参入している主要な事業者へのヒアリング、従業員500人以上の企業の人事労務・経営企画部門担当者へのアンケートをもとに、ストレスチェック制度により事業の大きな転換期を迎えた2016年のEAP・メンタルヘルス市場について調査した。

ストレスチェックの外部委託が増加

ストレスチェック実施をEAP事業者に委託する割合が2014年に比べて13.3ポイント増加し、活況が見られた。一方その他の項目では、EAP事業者への外部委託は微減傾向にある。ツール・ノウハウのないストレスチェックを外部委託し、その他の対策は社内の体制を強化する傾向が見られる。

メンタルヘルス対策の取り組みと実施主体の推移

優先する対策は「長時間・過重労働」「うつ病などの精神疾患」

メンタルヘルス対策の優先順位を上位3つまで聞いたところ「長時間・過重労働」(23.4%)が最多となり、次いで「うつ病などの精神疾患」(22.2%)、「ハラスメント」(12.7%)が続いた。

メンタルヘルス対策の優先順位

2020年のEAP・メンタルヘルス関連市場は217億円に

ストレスチェック制度関連市場を含めたEAP・メンタルヘルス領域の市場規模は、2016年に166.4億円、2020年には217.3億円に成長すると予測している。

2016年、メンタルヘルス関連市場を166億円と推計。

調査機関は2016年6月~11月。アンケート調査は300名の回答を集計した。調査の詳細は、シード・プランニングのウェブサイト(http://store.seedplanning.co.jp/item/9452.html)で購入できる。価格は、205,200円(税込)。

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